時間の概念（複利と期間）
ぺん子「老後に2000万とか2800万必要とか言われても、そんな大金とてもじゃないけど貯金できないわ。」
ぺん太「年間100万円の貯金なんて、子供がいたら到底無理だよ〜」
ぺん子「特に子供が2人や3人なんてなると、貯金どころか習い事さえまともに通わせること、できなくなりそうだわ。」
ぺん太「覇王様、なんとかしてくれよ〜」
ぺん子「何でも覇王様に頼るのもどうかと思うけど…」
投資をするにおいて、切っても切れない関係にあるのは、
時間の概念になります。
例えば毎年利益10%をあげられる投資の
スキルを身に着けたとしましょう。
単純に単利で考えますと、10万円の投資をして、
毎年10%ずつ増やせば、10年後には、
1万円×10年+元金10万円のトータル
20万円になります。ちょうど倍の金額になります。
ちなみに、最初の1年で得た1万円を再投資するような、
利益も投資していく場合の複利運用では、計算式は
省きますが、10年後には25万9374円になります。
複利計算はエクセルを使えば簡単にできますし、ネット
で検索しても、簡単に計算するサイトに出会えます。
前回は「投資とは何か」のお話をしましたが、
そもそもいくら投資で儲けをだせても、
人生の時間は有限なので、時間の概念を
忘れては、なんのためにお金を増やそうと
しているのか分からなくなります。
超高確率で年利1%の利益を出せたとしても、
100万円の投資で30年後に得られる金額は、
単利で130万円、複利で約135万円になります。
確かに元手からは、30万円増えてますが、
それに30年も費やしていれば、ものすごく
人生の時間を無駄にしたと言えます。
30歳で投資を始めても、60歳でたった
30万〜35万円の儲け。
これでは投資をした意味がありません。
30年後にはせめて3000万円くらいの金額に
ならなければ、老後も考えての投資と言えないでしょう。
100万円を30年間投資した場合、
3000万円になるのに必要な毎年の利益は、
100万円、つまり100％の利息になります。
100万円×30年=3000万円であり、実に毎年100%の
利息がなければならない計算になります。
こんな投資はギャンブル以外にありえません。
というかギャンブルでも無理です。
これを複利で運用しますと、100万円の元手が
あれば複利で12%の運用をしますと、
30年後には3000万円を超えることになります。
毎年得られる12%の利益を、再投資する。
この複利運用こそが、時間の概念を有効に使い、
どんどん資産を増やしていく考えとなります。
ちなみに毎年100%の利息を得られるのなら、
100万円を複利で30年間運用した場合、
なんと1000兆円を超えます。
日本が1年間で消費される金額（GDP）を
上回るお金になります。実に国家予算の10倍。
日本の1年で消費されるお金は
大体500兆円から600兆円。
世界で一番お金持ちのビルゲイツの100倍以上の
資産を手に入れることができます！
まあ、そもそも利息100%の30年間運用は
ありえないお話ですので、自分に「必要なお金」と
「投資期間」と「元本」を出してから、年間何％の
運用をしていくかを考えればよいと思います。
正直なところ、株やFXで一時的に100%や500%の
利益をあげることは、そこまで難しくもなく可能ではありますが、
かなりギャンブル要素が強いですので、長期投資を
すればするほどかなりの確率で元本が0になります。
短期投資であれば、100%以上の利益を狙っても
採算があいますが、投資というのは10%くらいの
利益を、数十年、大体20年〜30年かけて
上げていくものだと思ってくださいませ。
そして長期になればなるほど、年間の利益率も
減るものだと思ってください。
そこでどう折り合いをつけて、どれくらいの金額を
どれくらいの期間で、どれくらいの元手で稼ぎたいのか。
最初に申しましたが、100万円を30年間で
3000万円以上にしたいのであれば、年間12%
ずつ増やしていけばいいことになります。
1ヵ月単位で1%資産を増やすくらいの
考えで十分です。
100万円の元手があれば、まずは1ヵ月で
1万円を稼ぐ。
1ヶ月後には、101万円で、1万100円稼ぐ。
2ヶ月後には、102万100円で、1万201円を稼ぐ。
3ヶ月には、103万301円で…
毎月1万円ちょっとずつ複利で増えていきます。
この計算では、年利12%ではなく、最初の1年で
12.7%増える計算になります。
年利12%ではなく、月の利息1%の複利計算ですと、
30年後には、100万円の元本を約3600万円まで
増やすことができます。
100万円を毎月、1万円増やす感覚。
株でいえば、月20日の計算で、1日500円増やす
感覚です。
知識を深めて、株やFXをして、1日500円増やすのが
難しいとは思えないと思います。
もちろん複利で月利1%ですので、この金額は毎日
少しずつ上がっていきます。
大事なのは毎月1%の感覚です。
この時間の概念と複利の概念をあわせて投資をして
大金持ちになったのが、ウォーレン・バフェットさんです。
「複利は人類最大の発明」と言ったのは、
（特殊）相対性理論で有名なアインシュタインさんです。
複利で100万円を年利100%で運用しますと、
30年後には国家予算の10倍になりますので、
そりゃ人類最大の発明と言っても過言ではないでしょうね。
自分の今のスキルと技術から、何年後にいくらのお金を
稼ぎたいのか。
それは、多いお金に越したことはありませんが、
無限にお金を稼げるわけではありません。
現実的に5000万円欲しいのか、1億円欲しいのか、
それとも、100億円あっても足りないのか…
自分が欲しい金額と、あと何年生きられる可能性が
高いのかと、そのお金で何がしたいのかと…
現実的に1個ずつ、何が目的なのかを掘り出していけば、
自然と時間の使い方と投資にかける姿勢が出来上がって
くることでしょう。
ぺん子「単にお金が欲しいと思ってたけど、自分がいくらあれば、満足出来るかなんて考えたこともなかったわ。」
ぺん太「僕は、1億くらいあったら立派な家も買えるし、老後も安泰だろうし、満足できるよ〜」
ぺん子「都会では1億では立派な家は建たない気もするけど…」
は王「ウォーレンバフェットさんは、4兆円以上ものお金を寄付している。全然理解できない金額だとおもうが、4000万円のマンションをバフェットさんが買う場合、貯金100万円ある人が16円でマンションを買うのと同じくらいのものだと思ったら分かりやすいかな。400万円貯金がある人だと、4円で4000万円のマンションが買えることになる。4兆円とはサラリーマンから見たらそれくらいの金額。まあ、実際にはこれだけのお金があっても使いきれないので、自分がどらくらい生涯にお金が必要かをまずは、漠然とではなく、”意識”して考えることが大事になるだろうな。」
ぺん太「年間100万円の貯金なんて、子供がいたら到底無理だよ〜」
ぺん子「特に子供が2人や3人なんてなると、貯金どころか習い事さえまともに通わせること、できなくなりそうだわ。」
ぺん太「覇王様、なんとかしてくれよ〜」
ぺん子「何でも覇王様に頼るのもどうかと思うけど…」
複利運用は宇宙を超える発想。。。
投資をするにおいて、切っても切れない関係にあるのは、
時間の概念になります。
例えば毎年利益10%をあげられる投資の
スキルを身に着けたとしましょう。
単純に単利で考えますと、10万円の投資をして、
毎年10%ずつ増やせば、10年後には、
1万円×10年+元金10万円のトータル
20万円になります。ちょうど倍の金額になります。
ちなみに、最初の1年で得た1万円を再投資するような、
利益も投資していく場合の複利運用では、計算式は
省きますが、10年後には25万9374円になります。
複利計算はエクセルを使えば簡単にできますし、ネット
で検索しても、簡単に計算するサイトに出会えます。
前回は「投資とは何か」のお話をしましたが、
そもそもいくら投資で儲けをだせても、
人生の時間は有限なので、時間の概念を
忘れては、なんのためにお金を増やそうと
しているのか分からなくなります。
超高確率で年利1%の利益を出せたとしても、
100万円の投資で30年後に得られる金額は、
単利で130万円、複利で約135万円になります。
確かに元手からは、30万円増えてますが、
それに30年も費やしていれば、ものすごく
人生の時間を無駄にしたと言えます。
30歳で投資を始めても、60歳でたった
30万〜35万円の儲け。
これでは投資をした意味がありません。
30年後にはせめて3000万円くらいの金額に
ならなければ、老後も考えての投資と言えないでしょう。
100万円を30年間投資した場合、
3000万円になるのに必要な毎年の利益は、
100万円、つまり100％の利息になります。
100万円×30年=3000万円であり、実に毎年100%の
利息がなければならない計算になります。
こんな投資はギャンブル以外にありえません。
というかギャンブルでも無理です。
これを複利で運用しますと、100万円の元手が
あれば複利で12%の運用をしますと、
30年後には3000万円を超えることになります。
毎年得られる12%の利益を、再投資する。
この複利運用こそが、時間の概念を有効に使い、
どんどん資産を増やしていく考えとなります。
ちなみに毎年100%の利息を得られるのなら、
100万円を複利で30年間運用した場合、
なんと1000兆円を超えます。
日本が1年間で消費される金額（GDP）を
上回るお金になります。実に国家予算の10倍。
日本の1年で消費されるお金は
大体500兆円から600兆円。
世界で一番お金持ちのビルゲイツの100倍以上の
資産を手に入れることができます！
まあ、そもそも利息100%の30年間運用は
ありえないお話ですので、自分に「必要なお金」と
「投資期間」と「元本」を出してから、年間何％の
運用をしていくかを考えればよいと思います。
正直なところ、株やFXで一時的に100%や500%の
利益をあげることは、そこまで難しくもなく可能ではありますが、
かなりギャンブル要素が強いですので、長期投資を
すればするほどかなりの確率で元本が0になります。
短期投資であれば、100%以上の利益を狙っても
採算があいますが、投資というのは10%くらいの
利益を、数十年、大体20年〜30年かけて
上げていくものだと思ってくださいませ。
そして長期になればなるほど、年間の利益率も
減るものだと思ってください。
そこでどう折り合いをつけて、どれくらいの金額を
どれくらいの期間で、どれくらいの元手で稼ぎたいのか。
最初に申しましたが、100万円を30年間で
3000万円以上にしたいのであれば、年間12%
ずつ増やしていけばいいことになります。
1ヵ月単位で1%資産を増やすくらいの
考えで十分です。
100万円の元手があれば、まずは1ヵ月で
1万円を稼ぐ。
1ヶ月後には、101万円で、1万100円稼ぐ。
2ヶ月後には、102万100円で、1万201円を稼ぐ。
3ヶ月には、103万301円で…
毎月1万円ちょっとずつ複利で増えていきます。
この計算では、年利12%ではなく、最初の1年で
12.7%増える計算になります。
年利12%ではなく、月の利息1%の複利計算ですと、
30年後には、100万円の元本を約3600万円まで
増やすことができます。
100万円を毎月、1万円増やす感覚。
株でいえば、月20日の計算で、1日500円増やす
感覚です。
知識を深めて、株やFXをして、1日500円増やすのが
難しいとは思えないと思います。
もちろん複利で月利1%ですので、この金額は毎日
少しずつ上がっていきます。
大事なのは毎月1%の感覚です。
この時間の概念と複利の概念をあわせて投資をして
大金持ちになったのが、ウォーレン・バフェットさんです。
「複利は人類最大の発明」と言ったのは、
（特殊）相対性理論で有名なアインシュタインさんです。
複利で100万円を年利100%で運用しますと、
30年後には国家予算の10倍になりますので、
そりゃ人類最大の発明と言っても過言ではないでしょうね。
自分の今のスキルと技術から、何年後にいくらのお金を
稼ぎたいのか。
それは、多いお金に越したことはありませんが、
無限にお金を稼げるわけではありません。
現実的に5000万円欲しいのか、1億円欲しいのか、
それとも、100億円あっても足りないのか…
自分が欲しい金額と、あと何年生きられる可能性が
高いのかと、そのお金で何がしたいのかと…
現実的に1個ずつ、何が目的なのかを掘り出していけば、
自然と時間の使い方と投資にかける姿勢が出来上がって
くることでしょう。
ぺん子「単にお金が欲しいと思ってたけど、自分がいくらあれば、満足出来るかなんて考えたこともなかったわ。」
ぺん太「僕は、1億くらいあったら立派な家も買えるし、老後も安泰だろうし、満足できるよ〜」
ぺん子「都会では1億では立派な家は建たない気もするけど…」
は王「ウォーレンバフェットさんは、4兆円以上ものお金を寄付している。全然理解できない金額だとおもうが、4000万円のマンションをバフェットさんが買う場合、貯金100万円ある人が16円でマンションを買うのと同じくらいのものだと思ったら分かりやすいかな。400万円貯金がある人だと、4円で4000万円のマンションが買えることになる。4兆円とはサラリーマンから見たらそれくらいの金額。まあ、実際にはこれだけのお金があっても使いきれないので、自分がどらくらい生涯にお金が必要かをまずは、漠然とではなく、”意識”して考えることが大事になるだろうな。」
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