スワップ生活はサラリーマンでは不可能(絶対にスワップで稼ごうとしない)
ぺん子「FXって日本円の利子が低いことを利点にとらえて、海外の通貨から毎日利息を得られるみたいだよ!]
ぺん太「銀行にお金を預けても、全く利息が増えないので、FXを始めてみたいよ〜」
ぺん子「なんか覇王様が、FXについて今日は熱く語ってくれるみたいだけど。」
ぺん太「早速聞きにいって、利息で儲けるよ〜」
FXを同僚や会社の人や友達から勧められた場合、
まず大抵の人はスワップポイント(金利)のことを説明されます。
例えばFXでドル/円を買った場合、一般的な1万通貨につき
数円が毎日手に入ります。
特に金利の高いトルコリラなどは、毎日数十円利息が手に入ります。
仮に20万円の投資で、トルコリラを10万通貨買った場合、
1日に数百円手に入れることができるでしょう。
仮に1日250円手に入るとしたら、1ヵ月間、
何もしなくても7,500円の利息が手に入ります。
20万円を銀行に寝かせていても、月に7,500円なんて
利息を日本では、絶対に受けとることはできません。
しかも実際に20万円でトルコリラを10万通貨買うことは
可能ですし、現実に7,500円を毎月手に入れることもできて
しまいますから、これまたものすごく興味を惹かれてしまいます。
銀行にあずける感覚で証券会社にお金を預け、
10万通貨を日本円からトルコリラに替えるだけで、
毎月数千円の利息。
なんのFXの知識がない人だと、友人などに言われるがまま
そのままFXを始めてしまいます。
そして、現実に利息が毎日払われているのを確認できますので、
勢いにのってどんどんと通貨を買ってしまいます。
結果100万円をFXに投資して、50万通貨のトルコリラを
買ったとしましょう。
毎月の利息は3万円を優に超えますが、ここで為替差損益と言う
FXでは避けては通れない壁にぶちあたります。
50万トルコリラを持っている状態で、1円の値動きがあると
なんと50万円の損益がでてしいます。
うまくトルコリラがあがれば、50万円の利益+利息になりますが、
逆にトルコリラが値下がりして、1円下がった場合、
たかが月に3万円の利息を受け取る代わりに、
為替差損で50万円のマイナスがでて、なんと
一瞬でマイナス47万円になります。
実際トルコリラは1通貨100円と、ドルみたいに高い時もありましたが、
なんと1通貨15円をきった時もあります。
1ドル15円なんて想像もできないのと一緒で、
1トルコリラ15円なんて当時は想像すらできなかったのです。
仮に1トルコリラ90円で買った人が、1トルコリラ15円まで
下がった時のマイナス損は、実に1万通貨につき75万円です。
これが50万通貨となりますと、なんと3,750万円の損失となります。
下手したらローンの金額よりも損失がでます。
実際はそれまでに強制ロスカットをくらい、100万円を失った
段階で全ての投資資金を失いますが、利息を得るよりも、
為替差損益の損失が膨らみ、確実に損をすることになります。
通貨の金利が高いというのは、リスクが高いということです。
金利が高い通貨は、トルコリラの他に、「メキシコペソ」や
「南アフリカランド」などありますが、類にもれず、100%暴落
しています。
ワールドカップが開かれるし、金利が高いので儲かる可能性が
高いと評判だった南アフリカランドでしたが、
ワールドカップ前に購入した人は、全て大暴落で
莫大な損失を出しています。
私も80万円ほど損失をだしました。
FXは通常の「買い」であるロングと「売り」であるショート
(株でいう空売り)がありますが、南アフリカランド通貨は
もちろん利息(スワップポイント)を狙って買ってますので、
実に90%以上の人が、莫大な損失にあったことが分かります。
ロングとショートの比率は簡単に、ネットで調べられます。
ロングの比率は南アフリカランドは90%超でした。
ロングとショートの違いを簡単に説明しますと、
ロングは海外の通貨が上がれば(円安になれば)儲かる、
ショートは逆に海外の通貨が下がれば(円高になれば)
儲かるということになります。
ショートで買うということは、逆に毎日利息を払うことに
なります。
先ほどの例でいいますと、トルコリラを50万通貨持っていた場合、
毎月3万円以上の利息を払い続けることになります。
ところが、それでもいっとき100円近くあったトルコリラを
ショートで持っていた人は、2020年ころには、数千万円
の利益を手に入れていたことでしょう。
世界で一番強い通貨である、「ドル」も日本との金利差が
あり、1万通貨で毎日数円の利息が手に入ります。
ところがリーマンショックの時に、まさかの1ドル80円をきりました。
1ドル、100円から120円の間なら分かりますが、
なんにんの人が1ドル70円台になるなんて思ったでしょうか。
1ドル100円をきることですら、超円高なのに、
1ドル79円とかです。
しかし、数十年に1回そういった出来事、いわば
大暴落が起これば、全ての利息を吹き飛ばして、
莫大な損失を抱えることになります。
私はなんとか100万円の損失を出さずに済みましたが、
あの時資産があって、もっとロングでポジションを持って
いれば、500万円の損失とかをだしたことでしょう。
数年に一度大暴落は必ずおきます。
しかも、利息の高い通貨はよりこのリスクが高くなります。
よって、FXは絶対にスワップポイント(金利)で稼ぐなんて
ことは思わないようにしてください。
FXは為替の変動により利益を得るものです。
このことをとにかく肝に銘じておくようにしましょう。
必ず大暴落はおきるのです!
ぺん子「海外の銀行に預金するみたいな感覚で、FXを始めたらダメってことなんだね。」
ぺん太「やっぱり投資の世界は難しいよ〜」
は王「投資が難しいのではなく、投資というものを理解していないから、難しく感じるのである。日本人はとかく投資の知識が海外に比べて低いので、まずはFXに限らず投資というのがどういうことかを知るといいだろうな。」
ぺん太「銀行にお金を預けても、全く利息が増えないので、FXを始めてみたいよ〜」
ぺん子「なんか覇王様が、FXについて今日は熱く語ってくれるみたいだけど。」
ぺん太「早速聞きにいって、利息で儲けるよ〜」
スワップ狙いのハイレバレッジは死に直結する。。。
FXを同僚や会社の人や友達から勧められた場合、
まず大抵の人はスワップポイント(金利)のことを説明されます。
例えばFXでドル/円を買った場合、一般的な1万通貨につき
数円が毎日手に入ります。
特に金利の高いトルコリラなどは、毎日数十円利息が手に入ります。
仮に20万円の投資で、トルコリラを10万通貨買った場合、
1日に数百円手に入れることができるでしょう。
仮に1日250円手に入るとしたら、1ヵ月間、
何もしなくても7,500円の利息が手に入ります。
20万円を銀行に寝かせていても、月に7,500円なんて
利息を日本では、絶対に受けとることはできません。
しかも実際に20万円でトルコリラを10万通貨買うことは
可能ですし、現実に7,500円を毎月手に入れることもできて
しまいますから、これまたものすごく興味を惹かれてしまいます。
銀行にあずける感覚で証券会社にお金を預け、
10万通貨を日本円からトルコリラに替えるだけで、
毎月数千円の利息。
なんのFXの知識がない人だと、友人などに言われるがまま
そのままFXを始めてしまいます。
そして、現実に利息が毎日払われているのを確認できますので、
勢いにのってどんどんと通貨を買ってしまいます。
結果100万円をFXに投資して、50万通貨のトルコリラを
買ったとしましょう。
毎月の利息は3万円を優に超えますが、ここで為替差損益と言う
FXでは避けては通れない壁にぶちあたります。
50万トルコリラを持っている状態で、1円の値動きがあると
なんと50万円の損益がでてしいます。
うまくトルコリラがあがれば、50万円の利益+利息になりますが、
逆にトルコリラが値下がりして、1円下がった場合、
たかが月に3万円の利息を受け取る代わりに、
為替差損で50万円のマイナスがでて、なんと
一瞬でマイナス47万円になります。
実際トルコリラは1通貨100円と、ドルみたいに高い時もありましたが、
なんと1通貨15円をきった時もあります。
1ドル15円なんて想像もできないのと一緒で、
1トルコリラ15円なんて当時は想像すらできなかったのです。
仮に1トルコリラ90円で買った人が、1トルコリラ15円まで
下がった時のマイナス損は、実に1万通貨につき75万円です。
これが50万通貨となりますと、なんと3,750万円の損失となります。
下手したらローンの金額よりも損失がでます。
実際はそれまでに強制ロスカットをくらい、100万円を失った
段階で全ての投資資金を失いますが、利息を得るよりも、
為替差損益の損失が膨らみ、確実に損をすることになります。
通貨の金利が高いというのは、リスクが高いということです。
金利が高い通貨は、トルコリラの他に、「メキシコペソ」や
「南アフリカランド」などありますが、類にもれず、100%暴落
しています。
ワールドカップが開かれるし、金利が高いので儲かる可能性が
高いと評判だった南アフリカランドでしたが、
ワールドカップ前に購入した人は、全て大暴落で
莫大な損失を出しています。
私も80万円ほど損失をだしました。
FXは通常の「買い」であるロングと「売り」であるショート
(株でいう空売り)がありますが、南アフリカランド通貨は
もちろん利息(スワップポイント)を狙って買ってますので、
実に90%以上の人が、莫大な損失にあったことが分かります。
ロングとショートの比率は簡単に、ネットで調べられます。
ロングの比率は南アフリカランドは90%超でした。
ロングとショートの違いを簡単に説明しますと、
ロングは海外の通貨が上がれば(円安になれば)儲かる、
ショートは逆に海外の通貨が下がれば(円高になれば)
儲かるということになります。
ショートで買うということは、逆に毎日利息を払うことに
なります。
先ほどの例でいいますと、トルコリラを50万通貨持っていた場合、
毎月3万円以上の利息を払い続けることになります。
ところが、それでもいっとき100円近くあったトルコリラを
ショートで持っていた人は、2020年ころには、数千万円
の利益を手に入れていたことでしょう。
世界で一番強い通貨である、「ドル」も日本との金利差が
あり、1万通貨で毎日数円の利息が手に入ります。
ところがリーマンショックの時に、まさかの1ドル80円をきりました。
1ドル、100円から120円の間なら分かりますが、
なんにんの人が1ドル70円台になるなんて思ったでしょうか。
1ドル100円をきることですら、超円高なのに、
1ドル79円とかです。
しかし、数十年に1回そういった出来事、いわば
大暴落が起これば、全ての利息を吹き飛ばして、
莫大な損失を抱えることになります。
私はなんとか100万円の損失を出さずに済みましたが、
あの時資産があって、もっとロングでポジションを持って
いれば、500万円の損失とかをだしたことでしょう。
数年に一度大暴落は必ずおきます。
しかも、利息の高い通貨はよりこのリスクが高くなります。
よって、FXは絶対にスワップポイント(金利)で稼ぐなんて
ことは思わないようにしてください。
FXは為替の変動により利益を得るものです。
このことをとにかく肝に銘じておくようにしましょう。
必ず大暴落はおきるのです!
ぺん子「海外の銀行に預金するみたいな感覚で、FXを始めたらダメってことなんだね。」
ぺん太「やっぱり投資の世界は難しいよ〜」
は王「投資が難しいのではなく、投資というものを理解していないから、難しく感じるのである。日本人はとかく投資の知識が海外に比べて低いので、まずはFXに限らず投資というのがどういうことかを知るといいだろうな。」
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