仕事が辛い・仕事を辞めたい

勉強するほどFXで負ける(7割すら勝てない)

ぺん子「FXでせっかく色々な手法やテクニカル分析を勉強してるのに、一向に勝ちが巡ってこないわ。」

ぺん太「せっかく順調に勝ってたのに、徐々に負けが込んできたよ〜」

ぺん子「勝てる時は勝てるけど、負ける時は負けて、結局トータルでマイナスになってる気がするわ。」

ぺん太「どうして真面目に勉強してるのに、負けるんだよ〜」


100%どころか70%勝つ手法すら存在しない。。。


前回は「FX初心者が負ける理由」を書かせて頂きましたが、
初心者でなく、中級者でも、上級者でもFXで負けるパターンは
大体決まっています。

  1. ルールを明確に決めていない
  2. 損切できない
  3. 逆に損切りしすぎて、利益をだせない
  4. レバレッジが高すぎる
  5. ルールをすぐに変えてしまう

1.ルールを明確に決めていないについてですが、
どこで利益を確定して、どのラインになったら損切りするかを
決めていないと、ズルズルとポジションを持ち続けたり、
ナンピンを繰り返すことになります。

そして、ナンピンをすることで、損失をプラマイ0
にできたり、時にはプラスになることもあり、
ナンピンに味をしめることになります。

しかし、最終最後にはまったくリバウンドせず、
ナンピンの額が大きく膨れ上がれ、今までの利益を
全て吹き飛ばしてしまうことになるのです。

そして、お金を取り返そうと大きくレバレッジをかけすぎて、
取り返しのつかない負け金額
になるのです。


2.損切できないについてですが、
やはり損切りできな人は多いです。

人は損失を避けるための心理がありますので、多少損失がでても
相場は上げと下げを繰り返しますから、再び戻ってくると考えます。

また過去に損切りしたら、相場が戻ってきて、
損切するんじゃなかった…」とそういった
記憶は強く脳にインプットされているものです。

しかし、強いトレンドが発生したときは、リバウンドを
ほとんどすることはなく、上がり続けたり、下がり続けたり
することは幾度となくみているはずです。

レンジ相場が7割近く占めますので、どうしても戻ってくる感覚に
なりますが、3割はそのまま高騰、暴落が続くことを改めて
肝に銘じる必要があると思います。

3.逆に損切りしすぎて、利益をだせないについてですが、
これは短期間売買、いわゆるスキャルピングをしている時に
おこりやすいのですが、短期間で取引すると、どうしても
レバレッジをあげすぎる傾向にあります。

具体的には10倍以上ですが、レバレッジを10倍以上にしますと、
ちょっとの値動きで大幅な損失がでますので、怖くてすぐに
損切りしてしまいがちになります。

結果的には、先ほどの2の逆になるのですが、いくら損切りが
大事とは言え、数pips動いただけで損切りしていては、
きちんと流れに乗っていても、勝てる勝負も勝てません。

底値や天井値でポジションし続けることなど不可能です。
ポジションをとったら、ある程度逆にいっても自分のとった
ポジションの根拠に自信を持つ必要があります。

それが出来ないのであれば、FXの指針がまだたって
いないからであり、きちんと自分なりの勝ちパターンを
見つけることが先決であります。

4.レバレッジが高すぎるについてですが、
レバレッジが高くなりすぎると相場が頭から離れなくなります。

仕事をしている最中も、寝ているときも相場が気になって仕方
ありません。そんな時にマイナス方向に動いていると、
怖くなって損切りしてしまう時があります。

結果的には流れは当たっていて、一時的なリバウンドだったのですが、
一時的なリバウンドで買い増すことができずに損切りしてしまい、
勝てる勝負を負けにしまっているケースは多くあります。

これがレバレッジ一倍の勝負でしたら、冷静に50pipsから100pips
利益をだすことができたでしょう。

相場が気になって、仕事も集中できないようなら、
レバレッジが高すぎると思ってください。

そして、最後に5.ルールをすぐに変えてしまうです。

FXで負けることが一番多い理由で、そしてこの記事で一番
いいたかったことはこれになります。

FXには様々な手法があります。ボリンジャーバンドを使った逆張りや、
エンベロープ、ストキャスティクス、MACD、RSIにRCI。

もっともっと他にもテクニカル分析があり、それらは全て
一長一短となっています。

FXにおける分析は、あくまで過去から未来を予想するものであり、
完全にあたることなどありえません。

つまり単純に有名なボリンジャーバンドで逆張りした場合、
レンジ相場なら7割がた勝てるでしょうが、強いトレンドが出た場合、
負けっぱなしになり、今までの勝ち金全て吹き飛ばすでしょう。

高騰の時はボリンジャーバンドで常に上の線に張り付きますし、
暴落のときは常に下の線に張り付きます。

RCIを見た時には、余裕で+90や-90を超えて張り付いているでしょう。

こんな時に、ボリンジャーバンドの逆張りは勝てないからと、
バンドの線を突き抜けたら、順張りする方法に変えたとしまうと、
結局は反転やリバウンドによって負けてしまうでしょう。

FXで8割以上かつことは不可能です。

一億以上稼ぐトッププロと呼ばれる人でも、
せいぜい65%〜68%くらいの勝率です。

70%勝率があるのでしたら、100万円の元手で一億
稼ぐのに、3年もかからないでしょう。

FXのテクニカル分析は、今までの値動きをグラフで
表しているだけで、未来の結果を当てるわけではありません。

未来の値動きは予想できても、完全に予想できないのは
当たり前として、実質は7割すら予想できないのです。

これを肝に銘じておかないと、もっと勝てる分析方法が
あるはずだと、常に新しい分析を求めることになります。

こうなるとあとは自分の指針すら固まらず、
負け続けるFX生活になるでしょう。

同じグラフを見るのでも、1分足、5分足、15分足、1時間足、4時間足、
日足によって全然異なるグラフになります。

同じテクニカル分析も、期間や乖離(かいり)
設定値によって全然違うグラフになります。

しかし、どこかで90%くらいの精度で予想できる分析がある
はずだと常にルールを変えて、新しい分析をためしていると、
いつまでたっても自分の勝ちパターンを見つけられない、
負け組トレーダーになります。

一億以上稼いだトッププロでも、その手法はさまざまです。
逆張りのスキャルピングで稼ぐ人もいれば、順張りの
スキャルピングで稼ぐ人もいます。

もうちょっと期間をあげて、スイングトレードで稼ぐ人もいます。

レンジ相場なら逆張りが有利ですが、いつ大きなトレンドが
でるかわかりません。もちろんトレンドが出た時は、順張りが
有利になるのは言うまでもありません。

同じ稼ぎ方でも、超短期間で売買を繰り返したり、
デイトレードをしたり、中期間でトレードしたりとさまざまです。

エンベロープだけの指標で億稼ぐ人もいます。

様々な手法を研究するのは大事ですが、一番重要なのは
自分が勝てるパターンをきちんと見つけて、それ以外では
取引しないことです。

難しい相場を読んで勝負するのがFXではありません。

あなたはお金を稼ぎたいから、FXを始めたのでは
ないのでしょうか。

それならば、いかにもトレンドが発生している相場だけで
取引をした方がよっぽど勝てます。

毎日トレードをするよりも、月に2回だけのはっきりトレンドが
出た時だけトレードする方が勝てるかもしれません。

これが、いわゆる折角コツコツ貯めた勝ち金を
一瞬で飛ばしてしまう逆のパターンと言えるでしょう。

コツコツ負けていたが、自分の得意なパターンが出て、
一気に儲かった。それならば、普段取引しない方が
勝てるパターンとなるでしょう。

逆にコツコツと勝ちを上乗せするタイプであるならば、
デイトレードなどの方が向いているでしょう。

何度もいいますが、どんなに分析しても70%以上勝てる
手法は存在しません。ならば、自分の得意な手法を
見つけ出して、それに固執するやり方をしてみては
いかがでしょうか。

一度決めたルールは変えるのではなく、修正するのです。

60%の勝ち方から、修正することによって62%の勝率になる。
これを積み重ねるのがFXの勉強であり、色々なテクニカル分析を
変えていくのは、論外の方法となります。

適当にやっても50%の勝率ですから、分析を続けて60%以上の
勝率になれば、レバレッジをあげない限り、かならず金額は
プラスになっていきます。

これこそがFXの稼ぎ方であり、お金を増やす方法です。

何度も言いますが、FXで研究するのは大事ですが、
取引が多いのであれば、勝率は65%くらいを目指すべきです。

スプレッドの値をのぞいて、勝率50%を超える手法が
見つかれば、かならずFXで勝てます。

そして、大事なのはその手法を守り続けることです。

一番難しいのは、自分にあったその手法を見つけることですが、
2番目に大事なのは何度も書いてますが、メンタルの問題になります。

参考:「投資とは何か

勝率70%や80%の方法はないことを再度認識し、
勝てる時もあれば、負ける時もあるけど、
1年間のトータルでは勝ちに向かっている。

ぜひそんな風に思考を変えて頂ければと思います。


ぺん子「勝ちにこだわって勉強するがあまりに、100%近く勝つ方法を求めていたこと自体が間違いだったのね。」

ぺん太「それでもやっぱり出来るだけ勝率をあげて、儲けたいよ〜」

ぺん子「一体どうすればいいのかしら。」

は王「FXで勝つとはどういうことかを知ると、結局はお金を稼ぐことにある。高レバレッジはおすすめしないが、コツコツドカンと言う言葉があるとおり、例え8割負けても、残りの2割でそれ以上の金額を稼げれば、結果として勝ったことになる。8割負けてるのに、トータルではプラス。全くおすすめではない勝ち方だが、結局は最終的に1年を振り返って、毎年プラスを重ねていくことが重要になる。その儲け方はひとそれぞれと言えるだろうな。」

 

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